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過酷な介護施設の「夜」、16時間連続勤務が当たり前に

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介護施設における夜勤の9割超は、長時間勤務を強いられる2交替制である上、16時間を超える連続勤務も当たり前に行われている―。日本医療労働組合連合会がまとめた「2017年介護施設夜勤実態調査」では、過酷な現場の「夜」の実情が示された。

日本医労連では、夜間勤務がある介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、ショートステイを対象に、2017年6月分の実績について調査。147施設3997人から有効回答を得た。

夜勤の形態について尋ねた質問では、2交替制と回答した施設が132施設で、全体の9割を占めた。「3交替制」は7施設で、以下は「当直と2交替の混合」(3施設)、「2交替と3交替の混合」(2施設)、「変則3交替」「当直と3交替の混合」(それぞれ1施設)となった。無回答は1施設だった。

また、2交替を導入している施設の81.1%に相当する107施設が、夜勤の拘束時間が16時間以上となっていることも分かった。さらに、夜勤明け翌日が勤務だったことがある事業所も35%余りあった。

■「夜勤はあっても仮眠室はなし」が約半数

そのほか、日本医労連によると今回の調査で、▽夜勤のある施設のうち約半数の施設が、夜勤日数や回数の上限を定めた夜勤協定を締結していなかった▽夜勤があるにも関わらず仮眠室がない事業所が約半数あった▽グループホームや小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護といった入所定員の少ないサービスでは、すべての施設で夜勤の職員配置は1人―などの実態も明らかになった。

提供:ケアマネジメントオンライン(別ウインドウで開きます)

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