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「CM頑張れ」が同時改定の趣旨―日慢協・武久会長

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日本慢性期医療協会(日慢協)の武久洋三会長は8日の定例記者会見で、このほど概要が決まった4月の診療・介護報酬の同時改定について、「今回の改定は、医療と介護の間の隙間をかなり埋めたのではないか。その隙間を埋める役割を、『ケアマネジャーに頑張ってやってください』というのが、改定の趣旨だと思う」などと述べ、今後ケアマネが担う役割に期待感を示した。


「80点以上の出来栄え」と述べた武久会長

同時改定の方向性について、武久会長は、この日開かれた理事会の出席者の総意として「80点以上の出来栄えだった。診療報酬も介護報酬も非常によく練られていた」と評価した。

今回、介護報酬の改定率は0.54%と、臨時改定を除いて6年ぶりの引き上げとなる上、診療報酬では、医師や看護師らの人件費などに当たる「本体部分」が6回連続のプラスだ。これに対しては、「ドラスティックに患者や要介護者が良くなる方向に評価してもらった。デイの大規模減算や同一敷地内などでのサービス提供の減算、そして一日単価の高い急性期病床から慢性期病床への『右方移動』がうまく進めば、医療費の増大は免れるのではないか」との見方を示した。

■「社会的入院は認めないメッセージ」

診療報酬の改定では、療養病床の入院基本料が再編・統合され、看護配置基準が「20対1」に一本化されるとともに、より重症な患者を受け入れる病院に対する報酬が手厚くなる。これについて武久会長は、「きちんと治療して、アウトカムを出す『慢性期治療病棟』を評価し、社会的入院は認めないという明確なメッセージが感じられる」と語った。

また、医療と介護の連携に関しては「今回の改定は、医療と介護の間の隙間をかなり埋めたのではないか。その隙間を埋める役割を、『ケアマネジャーに頑張ってやってください』というのが、改定の趣旨だと思う」と指摘。その上で、「医者も頑張ってやる。いろんな会を主催して、コーディネートすることが要請されている。要請された医師は当然だが、要請されたケアマネジャーもしっかりとそれを受け止め、きちんと役割を果たせば、医療と介護の隙間がなくなり、利用者さんができるだけ早く日常に帰れる状態がつくれると期待している」と述べた。

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